今月のアスキーを買った。

 毎回、新ゲーム機が出るたびに内部アーキテクチャをかなり詳細に解析してくる記事が載るのだが、Xbox360 の記事が無くてションボリしていたところ今月に特集。

これって物凄いマシンだったんだ!

と思う。これが4万以下ってPCのハイエンドビデオカードより安いんだよ!信じられませんよ!ゲームはもうゲーム機しか考えられないねえ。しかもHDDまで積んでるなんて。

アスキーの記事を読む限り、ドリームキャストから始まる=その世代のPC以上の能力ゲームマシン の中でも、Xbox360の突き放しっぷりはすごい。PCのアーキテクチャでは絶対にマネできない。

互換性の縛りが無いXbox-360アーキテクチャPCは10万円出せば今の3倍は速くなるだろう。

だいたいトリプルコア(アーキテクチャは P5+MMX4 の3.2Ghz が3つという感じらしい)とか、ノースブリッジにGPU統合+マルチチャンネルeDRAMとか・・・

ただ、なまじHD解像度なので、1600×720のHDモードでは Xbox360 の高速性に寄与している特長のピクセル単位で用意されるピクセルシェーダ用Zソート?バッファ+αVRAMを割り当てるとそれだけで10Mメモリを使ってしまい、本来のGPUメモリが少なくなるという弱点?も指摘されていた。

これはメモリを増やすと一気に倍にするしかなく、とてもエンベッドメモリでは製造できないという点からやむを得ずの妥協だろう、という推測だった。

PS2も製造上の問題からバンド幅を取るか容量を取るかでバンド幅を取り、ドリームキャストはタダでさえVRAMがPS2の3倍に加えてS3のテクスチャ圧縮があり、テクスチャーの量では圧倒的に優位があったので、PS2に比べて圧倒的に色鮮やかな画面だった。これはVF1よりVF2のほうが実はポリゴンが荒くてもテクスチャさえあれば圧倒的にキレイに見えることを知っているセガならではの判断だったのでは?つくづく洗練されたマシンである>DC)

すくなくともHD解像度以外での致命的弱点が見当たらなさそうな(記事では) Xbox360 に期待したい。

開発は死にそうな気がするが・・・まだトリプルコアのうち、サウンドに1コア、OSに1コアがデフォのXboxはいいが、PS3 ってもはやスパコン的発想+ゲーム機的綱渡りプログラムを要求されそうだからもっと死人がでそう・・・。