アウディR10優勝

WORLDカップの陰に隠れてまったく目立たないルマンだが、6/17、18で行われたルマン24時間レースは、ディーゼルエンジンを搭載した注目の「アウディR10」がフランスのペスカローロC10ジャッド(2位)を下して優勝した。


まさに、「熟成のガソリン(オットー)エンジン」vs「新鋭のディーゼルエンジン」の戦いになったわけだが、ついにレーシングカーでディーゼルが勝つという歴史に残る一戦だったといっていい。


ヨーロッパのディーゼル人気はなかなか日本には波及してこないが、ホンダがディーゼルエンジンを開発する、という話題を見てもディーゼルへの流れは止まりそうにない。ガソリンが安いアメリカでのムーブメントがおこればもう間違いないだろう。


まさに、その流れの象徴のようなレースであった。


WORLDカップは日本が勝とうが負けようが何も変わりはしないが・・・