10月の新番組

HDDの残量が厳しくなってもずっと放置状態だったが、風邪をひいて家にこもっていたおかげでけっこう見ることができた。まあどれもそれなりには面白いんだけどまあそれなり・・・というところで、注目作としては「もやしもん」がかなり気に入った。もやしもんって意味が分からなかったけど、もやし屋=種麹(こうじ)の事なのね。菌が見えるという特殊体質の主人公が農大を舞台に巻き込まれる様々な「菌」にからむ出来事をコミカルに描く模様。設定は変わってるけど、基本的にはごく身近な「菌」をコミカルに描くための「設定」なので、極々日常生活の「仮想延長上」で楽しめる。また微妙に主人公のビジュアルやデフォルメが「鋼の錬金術師」のエドに似ているので、なんとなく「鋼の錬“菌”術師」である。きっと沢木は「門のむこう」を見たんだ!だから菌が見えるんだ・・・

自分を振り返ってみても、この「現在の生活の仮想延長線上」がリアルに感じられる「フィクション」話が好きなんだなあ、とつくづく思う。攻殻機動隊とかパトレイバーなんかもそう。まあ空から女の子が降ってくるのとか、別世界に行ってハーレムも嫌いじゃないけど。

そういえば「みなみけ」が「みな・みけ」ではなく「みなみ・家」だと初めて知った。