Canonインクジェットプリンタ(ip3100)のヘッド目詰まりクリーニング

先日、Ubuntsuで組んだPCだが、プリンタも必要ということで。
家には以前ヨコツーで引き当てたCanonPixus複合機があるので、それ以前に使っていたip3100は放置。

2年放置

久しぶりにUbuntsuにつないでみる。
おお、自動認識まではしなかったがUSB接続でちゃんとドライバがある。Ubutntsu10.04マジスゴイ。

印刷

黒がでない。

しかたなくWindowsに繋ぎ直してユーティリティでクリーニングしまくり。

ダメ

こりゃヘッド終わったな…そりゃ顔料系の黒で2年放置。
ただ、ふと思い出したのはこのへんのCanon機はインクタンク独立、プリントヘッド独立で、プリントヘッドだけを外せるのだ。ただ、このプリントヘッド、簡単に交換可能な作りなのに、非売品でかつこのへんの機種はもう製造中止。ヘッドだけ安価に売ってればいいのに。

外して清掃してみる。ダメ。

ググッてみる。古いスレでいくつか議論されていた。ただ決定的な方法はなく、アルコールやシンナーはダメということと、マジックリンで成功した例があるようだ。たしかにこの顔料系黒はアルコールに溶けない。シンナーでも紙のインクがにじまない。

深い皿にいれた熱めのお湯にマジックリン(緑の)をドバっと混ぜ、そこにヘッドをドブ漬け。

おお〜あっという間に真っ黒。
インクが溶ける溶ける。まあ基本的に水性塗料って乾くとシンナーにもアルコールにも溶けないけど水と界面活性剤に溶けたりする。(とれるやんの正体?)

これを10回以上繰り返すと、ついに溶けてこなくなった。
ヘッドのインク注入口のメッシュは新品みたいに真っ銀。
お湯で再度洗う。

いちおう電子接点があるので、各種素子を含むパーツなのだ。
入念に水を切り、送風で1時間乾かして装着。

出た!

無事印刷復活!

もちろん、水に電子パーツをドボ漬けするので壊れる可能性もあるし、悪化することもありえる。
まあ捨てる前提なら、イチかバチかやってみるのもアリということで。