Vista x64 Edition

http://tshimizu.cocolog-nifty.com/good_job/2007/05/windows_vista_u.html

PCライターの清水氏が「メモリモジュールの低価格化で4Gを積むことがさほど困難でなくなったので、フルに使えるx64エディションはおススメ」という記事。

実際、スワップ0での運用はあまり推奨できない32bit版Windowsにおいてメインメモリは2.5〜3Gで行きづまる。
メインメモリ+ビデオカードメモリ+スワップファイル容量の合計を4G以内に収めないとトラブルが発生することがあるうえ、ビデオカードの搭載メモリ大容量化が最大メモリ容量を圧迫するという笑えない事態になっている(512MのCrossFireとか640MのSLIとかもう大変)。

メインメモリとスロット数、デュアルチャンネル、モジュールの単位からいって1G×2+256M×2なんて精神衛生上よろしくないけどしょうがない構成もありえるわけだ。Vista登場のタイミングと、メモリ価格の急降下によるx64の必要性が被りながらも32bit版がメインになっているというのはVistaにとって不幸というしかない。Vistaは「32bit版もありますよ」ぐらいでないと。

少なくともショップブランドPCでは積極的に64bitVistaの選択をアリにしてほしいと思う。