忘れた頃にやってきたねんきん特別便。データベースの整理作業に思う。

会社経由でキター!なるほどまとめたほうが安いわな。大臣のサイン入(印刷ですがもちろん)。

まあ、こういうデータベースのメンテナンス不足なんて言うのはよくある話で、会社でも仕入れのデータベース商品名と、カタログ掲載品の商品名が微妙に違うとかよくある。わかっちゃいるんだが、いざ統合やろうとするとその量の膨大さに目がくらみ、ついつい「まだ運用ではそれほど問題ないからあとで」となる。結局「なんとしてでもやれー!本業としてやってよし!」という号令さえかかればなんとかなるもんだ(100%ではないにしろ)。

こういうのは、仮に一庁員が「おかしいから修正作業しましょう」と言ってもそれが「業務命令」ではなく「手が空いたときにやって」という扱いを受けている間は絶対に解決しない。

安倍元総理や舛添大臣の約束期限には間に合っていないが、僕にまで回ってきたという事はそれでも修正統合作業は粛々と進んでいると思われる。疑問点があったので確認の電話もしてみたが、とくに混雑している様子も無くあっさり繋がり問題が無いことが確認できた。僕は国民年金>厚生年金と移動していたり、免除申請していたり、追納していたりと、記録的にはちょっとちょっとややこしかったのだが、問題なく記録されていた。

こういう作業は無限の山にみえても、中盤を越えると達成感が沸き、要領もわかってくるので一気に進んでいくと思う。最初、無限に思える山と、周囲の罵倒に耐えてこの作業に励んできた社会保険庁員の人は、最近はけっこうサクサクやっているのではないだろうか? データベースの整理というのは終わりつつある時に必要なデータがすぐに出てくるようになると本当に面白くなってきて、「なんでいままでやらなかったんだろう」という考えに変わってくる。そうなればもう成功したも同じだ。

ええ、今の仕事でも半分以上はそれです。今日もタイミングよく「カタログと発注システムに掲載されている商品名の表現が企画と経理で違う。人間がみればわからなくはないが、どっちに統合するんだ?」という話が降ってきました。

「部品データベースと、部品発注システムの部品名が統一されていない(発注者が読みかえている)」「サンプル張り地が未整理で、探し出すのに膨大な時間が掛かる」そして同時進行中の「WEB用の画像ファイルが製品名と統一されていない」、「見積もり用システムと、画像データベースの商品名表現が微妙に違う」

ああ、社会保険庁並に逃げ出したい。
こういうのって「わかっている中堅社員を、一定時間整理業務に縛り付けられる決断」がないと絶対に進まないんだよネエ・・・