Thunderbirdがいつの間にかマルチアカウント&マルチ受信フォルダに対応していた件

知っている人はものすごく今サラダと思うのだが、こないだ別件でThinderbirdを使うことがあって、そのときに気がついた。


最近のメールソフトはアウトルックを初めとして「マルチアカウント&シングル受信フォルダ」が多い。昔からのpopメールソフトを使っている人間としては、アカウントが違えば受信するフォルダも違うというのに慣れすぎている。


なのに、近年のソフトは基本的には受信フォルダ内で分類機能を使ってくれ、というのが一般的だ。


しかし、この方式の厄介なところは「送信するアドレスが一緒くたになってしまう」というところである。パワーユーザーというか、昔からのユーザーにとっては「アカウントが違えば別人格」なのである。つまりアカウントごとに人格を使い分けているケースがある。こうなるとシングル送信アカウントは非常に不便なのだ。


それがイヤでBechy!やEdmaxを未だに使い続けてユーザーは多いのではないだろうか。自分はそのクチで、Becky!ならまだ開発が続いているが、Edmaxは事実上凍結されてしまい、セキュリティが頑丈なメールサーバではやや困るシーンもあった。Becky!に乗り換えればいいのだが、無料でこれだけ高機能なメールソフトがあふれているのにやや抵抗もあった。無料ソフトがマルチアカウントマルチフォルダになればいいのに・・・とずっと思っていたのだ。


で、ある日ThunderBirdを使ってみると「受信フォルダを統一しますか?」というダイアログが出たのだ。もちろん「NO」である、すると無事にアカウントごとにフォルダが分けられ送信サーバ設定もアカウントごとにできるようになっていた。


これだよ!これ!


というわけで即効Thundebirdへの乗換えを決意した。検索機能なんかも高機能だからね。