最近はもうめっきり定着して異を唱える方が変!という感じだが、またやってしまった。
「お好み焼きとご飯を食べるなんてありえない!」
って言われて「ありえない、って言われても現にそうしてきたんだけど・・」と言ってしまい、問題はお好み焼きでなくて「ありえない」のほうになってしまった。
まあ、意味合いとしては「ありえない≒信じられない」ぐらいなんだろうけど、僕の古い頭は「存在しえない≒全否定」と捕らえてしまう。理屈ではわかっているんだが。
どうしても、有るものを「有りえない」って言われると「それってただの現実否定?」って思ってしまう。
この言葉の定着は関東の方が早かった(こっちきて物凄く違和感があって、まだ続いている)が、既に関西でも普通に使われるようになっている。
これで一冊本が出ているぐらいの現代用法なんだけど、未だに馴染めない。もう脊髄で嫌悪感が沸いてしまうのだ。困った事に。
にしても、せいぜい21世紀ぐらいからの使われ方だと思うんだけど、若い人ならともかく、僕より年上の人でも、この事を話し出すと「???」という顔をする。「そうだね〜いつからだろうね〜」って話になってもいいと思うんだが、いったい根っこはどれぐらい前なんだ?
ハエ取り紙とかハエ取り瓶の話をしている人が、「ありえない」の話をすると「???」てあんたらいつから使ってたん?