エスクードのブレーキフィールがスポンジーな訳。

エスクードの走りは大方気に入っている。一部自動車評記事で「抜群のオンロード性能だが、ブレーキフィールがスポンジー」という記述があり、確かにそう言われればそんな気もする。決してきかない訳じゃないんだが。

で、その理由がやっとわかった。先日の大雪ドライブ、基本はブレーキをかけないが天下の公道、そういう訳にもいかぬ。

ここでブレーキがガツンと効いちゃったら即タイヤ滑る!

つまり、本来?のSUVフィールドではこういうフィールでなくては困るのだ。「このクルマには寒冷地仕様などというものはありません」という営業マンの台詞通り、ハナから寒冷地スペシャルである。

もちろん、コストの問題やターゲットの絞り込みなど相反する要素はたくさんあるが、現在の自動車において、気楽に自動車評論家が論じるような「つまらない設定」であっても、「なぜそうなっているのか」については理由があり「メーカーが何も考えず、何もテストせず」に決められた項目などない、ということだろう。(一部トヨタ車の試作車レスはさすがにどうかと思うが)