MaxOS X版Picasa3.6が登場していた(ただしインテルに限る)(ただしイングリッシュに限る)

Macをあまり使わない理由の一つに、デジタルカメラの画像を管理するGoogle提供の無料ソフト「Picasa3」が無かったことがある。

MacにはiPhotoというそれなりに使えるソフトがついてはいるのだが「iPhoto」と「Picasa」の決定的な違いは「iPhoto」がオリジナルの画像ファイルに変更を上書きしてしまうのに対し「Picasa」は加えたアクションのみを記録してオリジナルデータには手を加えない。なのでどれだけ加工してもずっと元に戻すことが出来るのだ。

この違いは余りにも大きく、バックアップやコピーを意識せずにオリジナルデータを保護できるPicasaこそ、新世代のソフトだと思っている。この根本的思想に比べれば多少のiPhotoの機能など問題にもならない。ましてや無料ソフトでは。

Picasa >>>>越えられない壁>>>> iPhoto

という感じだ。特にSNSとかBlogアップ用の画像はオリジナルの一部を加工して遊ぶことが多く、そのたびにコピーしてから・・・とかしなくていいPicasaは最高だ。


で、長らくPicasaMac版はベータテストだったのだが、英語版であれば最新の「Picasa3.6」がすでに登場していた。これは!という感じで早速インストール。Winodos用の日本語版「Picasa3.1」より新しい!大きい違いは色調整時にRGBヒストグラムがリアルタイム表示になったことだ。

ただ、iPhotoとの絡みで同じ画像フォルダを参照するとPicasaは勝手にバックアップを作ってしまう。iPhotoとのファイル排他があるためだ。iPhotoもうプリインストールやめて欲しい…

英語版だが、もともと画像用のソフトなんで多少のコマンドぐらいしか読まないからそれほど問題ない。アイコンの絵で大体わかるし…

とはいえ、ここまで出来ているならMacOSX日本語版も早く登場してほしいところ。