WindowsPhone7 は遅れてきた怪物だった!

世の中のスマートフォンiPhone がスタンダードで、かろうじてAndroidBlackBerry、その他、という感じだが、WindowsPhone7 はひょっとしたら、と思わせるほど革新的らしい。

http://www.gizmodo.jp/2010/02/windows_phone_7_series.html


機能選択型ではなく、アドレス帳による人物型タイムライン表示。

何を 誰が いつ

ではなく

誰が いつ 何を

というインターフェイスに変えたのだ。XBOX Liveをやっている人はよくわかると思う。


もう一つの例は、mixiだ。マイミク=アドレス帳 でこのトップ画面を見れば、それに近い。大きな違いは、mixiが基本的にmixi内の出来事しか拾えないのに対し、外部のサービスを取り込めることだ。

つまり、自前のSNSに情報を取り込むのではなく、Windows7Phone が他のサービスを飲み込んだマイSNSとなる、ということだ。ガジェットベースのパームトップとでも言うべきだろうか。

アップルでさえここまではやってない。アップルは基本的に自分のサービスに全部取り込もうとする発想で作られているからだ。

マイクロソフトの一発逆転ホームランとなるか、WindowsPhone7。互換性を捨てたマイクロソフトは恐ろしい。

問題があるとしたら…名前かな? XBOXLiveの発想が根底にあるみたいだから、Windows上がりというよりLive上がりの作りなのである。 DOSWindowsと一度は名前を変えたのだから、そろそろWindowsの名前を捨ててもいいのではないだろうか。 XPhoneとかLivePhoneとか。うーん、それもパッとせんな。

しかし、Live、Liveと全然使えねえ〜と思いつつもXBOX Liveだけは別、と思っていたが、これは XBOX Phone なのかもしれない。


「指先に情報を」とのたもうたゲイツの野望は、ここでやってくるのかもしれない。


僕はこの発想にいたく共感したのでまずiPhoneを買うことは無いだろう。これを見てしまうと正直もうiPhoneは時代遅れにしか見えない。iPadは言わずもがな。次のiPhoneOSで大幅に変わるとしても、こんどはアップルが揃いすぎたソフトの互換性に悩まされることになる。まだ十分に立ち上がっていないAndroidが、このタイプにシフトしてくる可能性はあるが、まだ未知数だ。

マイクロソフトの大逆転に期待したい。