いや、つまらないだけならスルーできる。なぜ罵倒したくなるのかデュラララ〜

つまらないと書いたが、つまらないだけならスルーできる。なぜつまらないのに絡みたくなるのか考えた。
・挑発的な番組宣伝とその量で高まった期待感の肩透かしっぷり。
・ひょっとしたら凄くなるかもしれないというワクワク感と、それまで焦らされているのか、それともこのまま終わるのかわからないイライラ感。しかも長い。
・首なしライダーの正体は首の無い精霊だった!に代表される、秘密のように見せて、それは肩透かしというんだという実績による、このまま終わりそう感。
・少女マンガにありがちは「普段なにげなく交流している仲間たちが、実は裏で凄い人でした!」的キャラクター配置ながら、凄さがあからさま過ぎて「実は…」でもなんでもない苛立ち。
・絵はいい。
・「圧倒的な非日常」に全然押しつぶされない主人公。まるでミカドはそれに動じるでもなくテレビ越しにフィクションでも見ているかのよう。絡んで潰されないと圧倒感がでないやん。
・「圧倒的な存在(デュラハン、シズオ、サイモン)が気楽に日常生活を営んでいるので、圧倒性に神秘性が出ないイライラ感。邪気眼ですら時々痛むというのに。

とりあえず

「圧倒的な非日常」の存在にたいし、「普通の日常」のパワーを「知恵と勇気」で対抗していく様

が見られればスリリングなんだろうな。圧倒的なシズオに圧倒的なサイモンぶつけても面白くもなんとも無い。