東京都青少年健全育成条例改悪問題(2次元取締法の件)、どこかこれを好機と捉える自治体がないものか。

まあ、俗に言うロリマンガ取締条例。

良し悪しについてはなんともいうまい。趣旨について反対できる人はいないと思う。問題点は「文化大革命にならないか」であって「青少年健全育成」について異論がある人はいないと思う。

それよりもさ、

これって「都条例」なんだよね。

これを機に「うちにマンガを誘致しよう」

とか考える機転の利いた知事や市町村長は居ないものかね。水戸なんかエロマンガの祭典が来るってだけで大喜びしてるんだし。鳥山明とかワンピースの作者とか誘致したら、一人で自治体の税収をすべてまかなえるところの規模だってあるんじゃない?「うちはマンガをアートだと思っております。寛容です。移転支援します」とか。

鳥山明氏は名古屋らしいですが。


ネット文壇も、いかに自分達が東京中心にしか物事を考えられていないか、ということだ。東京=日本。その点で行けば所詮マスゴミと同じなんだよ!



らき☆すた自治体とか。
埼玉とか神奈川はとなりなんだから、一気にひっこぬいちゃえ。

大阪なんか、これを気に出版社とかクリエイターを根こそぎ東京から引っこ抜くチャンスだよ。メディア特区のできあがりだ。
京都なんか、マンガ学科大学とか京アニもあって名を上げてるし、任天堂もあるし、ここいらで新規産業としてソフト産業誘致に乗り出すのも手だ。石原プギャーって感じで。

そういう発想はできんもんかね。


出版社も

「東京から逃げ出そう!」

という発想ができんもんかね。


いくら東京が凄いっていっても、あくまで関東1都6県で日本の半分ってぐらいであって、東京なんて日本の人口の1割にすぎないんだぜ!アマゾンも千葉と大阪なんだし。


正直言って都条例が不成立になるよりも、東京からマンガが逃げ出す状況のほうがずっと面白いと思う。東京では売ってないエロマンガが買えるとか、そういうのがあればエロは県境を越える(笑)たぶん聖地(性地)とか言われて盛り上がるよ。

かつて京都は映像産業を根こそぎ東京に持っていかれ、大阪もお笑いを持っていかれた。東京ってのはまだそういう状況を味わったことが無いから、なんかアタフタしてるんじゃないかと思う。


自分としては茨城県に期待したい。
水戸コミケットスペシャルで大喜びして、つくばエクスプレス秋葉原と直結。

つくば市を第二のマンガ都にするべきだ。まあ雰囲気的に、つくばならヲタで埋め尽くされてもなんか違和感ないってのもある。イメージ的に。