Filedlakeの外付けHDDケース2個目

以前も、まずまずコストパフォーマンスが良いHDDケースとして紹介していた

Fieldlake HA35F-U3
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20111210/ni_cha35fu3.html

の2台目購入。

自分用じゃなくて、業務用ファイルサーバ(TeraStation)のバックアップ用。

以前は、Baffalo純正の外付けHDD(USB)を使用していたが、死亡。
業務用のややハイグレードのタイプにOPのファンを設置していたが死亡。
そもそもほとんどまともに動作することもなく死亡。

容量にして約2TBのファイルを毎日バックアップするということは、差分バックアップといってもかなりの負荷であり、初回のフルバックアップ時にその負荷でほぼケースが死亡した模様。
ビデオレコーダのように「ファイルはでっかいけれども数は少ない」って場合はいいけど、何万ファイルをTBクラスバックアップするということは、ほぼ連続24時間ぐらいランダムアクセスし続けるということになる。この負荷に外付けHDDの電源とSATA-USB変換チップが耐えられないのだ。

中身のWD2000EARSドライブ自体は生きていたが、デスクトップPCで検査するとSMART警告がでてほぼ瀕死。
やはり冷却が悪すぎるようだ。一般的に得られている外付けUSB-HDDの製品ではまず無理だろう。

がしかし、TeraStationは、バックアップ先は基本USB-HDDなのでそれしか選べない。TeraStation自体はエージング済みのサーバー用HDDを採用するなど良い製品なのだが…

なかなか良かったこのケースを採用したわけだ。
中身は、2TBクラスでは安いシーゲートの「ST2000M001」。

まあダメだったらそれでいいや〜と思っていたが、無事任務完了。
EARSより全然高速なST2000M001(7200rpmドライブ)ということもあり、(それでも初回バックアップは24時間ぐらいかかった)この負荷に耐えられるかどうかはギャンブル(まあ3000円だけど)だったのだが、USB3.0対応のグレードの高いチップ+抜群の冷却のおかげか、いまのところ快調だ。

逆に言えば、これ以外の外付けUSB-HDDってまともに使い物にならんのとちゃうやろか。この製品が優れていると言うよりは、他のUSBドライブ(ファンレスとか)ってほとんど詐欺クラスだと思う。