Opera18

Operaブラウザが事実上12で打ち止めになり、NEXT(Webkit)になった15以降は馴染めずずっと12を使ってきたが、特にTwitterでよく落ちるようになって、Opera18に手を出してみた。

RSSリーダーがなくなったのは痛いが、Googleリーダーの代用として注目されていたFeedlyがOpera12から吐き出したOpmlをインポートできるようになったので、これを機会にFeedlyに移行した。それでもまだSPAMフィードの排除ができないのは痛いが、Feedly自体は見やすいのでよいかと。まあFeedだけで事実上のオフラインチェック(全文配信Feedが多いので)も可能だったメリットはなくなってしまったが、オフラインの機会もだいぶ減ってきたし。

Opera18はスピードダイヤルの大きさが変えられないというのはまだ困るが、ダイヤルのグループ化で事実上プレビューアイコン付ブックマークとして使えるようになったので良い。

特に便利なのは「現在開いているタブをグループ化してダイヤル登録」だ。これがあると、ブックマーク(ダイヤル)の整理(404省き)は非常に楽だ。
グループダイヤルを「まとめて開く」して、ロストしたサイトを省いて再度「グループダイヤル登録」、旧グループを削除。

あと「メモ」にちかい「スタッシュ」や、FlipBoard風の「ディスカヴァー」もないよりはイイ。

スピード、レンダリングはさすがChromeと同じなので速い。これに滑らかさと操作のスムースさが加わり、旧Operaほど熱狂的にはならないが、かといってIEChromeFirefoxSafariに行こうとは思わなかったので、やっと楽しくブラウジング出来そうだ。

すくなくとも、Opera18は拡張カスタマイズをしない段階の比較では、IEChromeFirefoxに比べても十分よいブラウザだと思う。以前は「機能は良くても肝心の表示が…」だったがそれはほぼ解消しただろうし、前のあまりに素晴らしかった機能がないとはいえ他よりは良いのだから。

ではなぜOperaはマイナーなのか。

これはもう「デスクトップパソコン+マウス環境で最大の良さを発揮するタイプのブラウザ」だからだろう。手首のスナップジェスチャで流れるように動かせるのはノートのパッドじゃ無理だし。すなわちデスクトップパソコン(すくなくてもマウス併用のPC)のシェア>オペラのシェアなのだからマイナーになるのも当然。

ノートならSafariかな?