モンハンとかパズドラとかソシャゲのおかげで孤独ゲーマーだって遊べているんだヨ

「モンハンとパズドラに言いたいこと」
http://uxlayman.hatenablog.com/entry/2014/11/11/065245

わかるわ〜モンハンやパズドラに感じられた「ハマりにくさ≒とっつきにくさ」については自分もまったく同じ感想だった。(ゲーム経験としてはインベーダーやゲームウォッチ時代から、アナログモデム回線で初代PSOもやっていて今に至る)

だがしかし、それはゲームが悪いということではなく、モンハンやパズドラは基本的に「一人で始めてずっとハマれる人」というのはレアな存在のゲームだと思う。遊んでいるグループの輪に入れてもらってから始まり、まず誘われるために始めるというのはやや本末転倒で、誘ってもらったらから始めるのであればきっとスッと入っていけるだろう(それでも相性はある)。

強い武器を譲ってもらったり、便利なコンボを教えてもらって一気に難易度が下がる。逆にいえば、それなしで一人でコツコツ進めていくのはかなり根性がいる。特にモンハンはレベル上げがなく武器はWIKIでなんとかなるものでもないので最初のハイレベルユーザーとのコミュニケーションなしではかなりとっつきにくい。システム云々ではなくそういうレベル設定だろう。

序盤のユーザーを一人でも遊べるレベルまで引き上げるのはチュートリアルでなくて仲間。そして仲間に教えるのが楽しい、そういうスタイルのゲームだからこそ流行ったのであり、逆に一人でコツコツやりたい人には非常に向かない。一人で麻雀や将棋やトランプやボードゲームを覚える人なんでほとんどいないっしょ?…それに近い、リアルではよくある話。

それによって一人でじっくり遊べるビデオゲームが激減したならちょっと悲しいが、よく見ればその儲かったお金があるから昔より全然遊びきれないほど出ているのではないか?。大ヒットしてみんなの話題になることがないだけで……そういうゲームが話題にならずメディアの盛り上がりだけを頼りにして探していると出会いにくくはなったかもしれんが、なくなってはいない、むしろ増えていると思っている。

そういう意味ではソシャゲ充には感謝するほうが正しい。そのオコボレでロートル孤独ゲーマーも遊びれないほどゲームが溢れ、昔のゲームは3Dで復活するし、一つのゲームシステムでキャラ変えただけのゲームだって逆にいえばで好み絵で好きなシステムのゲームが遊べる確率が上がった。なーんも悲しむことなんかない。

あるとすれば、そういうマイナーゲームの話題で盛り上がれるリア友はずいぶん減った気がするがね。かつてPCゲームの話題で盛り上がったリア友がモンハンとかやりまくっているのを見ると、「ブルータス、お前もか」と言いたくなる気はするがね。先の炎上エントリはまさにそういう気分を正確に表現できず、それをゲームのせいにしてしまったせいで炎上燃料になったのだろう。