天邪鬼なので

 WiiPS3 も本体ばかりが話題になってソフトは全然話を聞かないが「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」の「ゲームキューブ版」を発注してみた。調べるとオンラインでの直接販売のみというめんどくさい方法でしかも納期かかるとか。なによ。だが、それがいい(マイナー度が高まるので)
 だいたいWiiリモコンで一人暮らしのムサイ男子が「とりゃ〜」って、ある意味コントローラをピコピコしている姿より醜悪だ。前回も書いたがWiiの長期的ヒットを阻む最大の壁はPS3でもゲーム無関心層でもなく、Wiiが目指す風景である「明るい家庭」そのもののプレミアム化なのだ。

それがわかってかわからずか、とりあえずゲームキューブ版は「ちゃんとリンクが左利き」「そのためにWii版と全世界が左右反転」という状態で販売される。まあ、こっちがオリジナルなので「ホラホラ〜」と見せびらかすにはゲームキューブ版がいいだろう。

こうやって「フッ、流行に流されWiiに群がる愚民どもめ。リンクが左利きでないなんて。チミ達とはゼルダを遊びつづけてきた歴史が違うんだよ!」とマニアの自己満足度を高めることも忘れていない。この両面作戦こそが任天堂の真価だろう。

ついでに、コントローラを繋げばWiiゲームキューブ版を遊ぶ事もできるそうだ。