休日当番医(診療所)に世話になった話

日曜日にいきなり39度まで熱が上がって「こりゃだめだ、ひょっとして救急車か…」と思ったんですが、以前区民便りにあった「休日当番医」のページを冷蔵庫に貼り付けてあったのを思い出し日付を見ると「1月分(しかも数年前の)だめやん、と思ったが、その横の東京都保健医療情報センターの「ひまわり」システム「テレホンサービス」にかけてみる。

え〜挫折しました

誰か出てくれるのかと思ったら、CTM?っていうのかよくあるプッシュホンの自動応答システム。これがまた死ぬほど使いづらい。ある程度システム的なことは得意な方だけどこれは無理。年寄りとか絶対無理。僕的にITうんぬんの話は「ビデオの録画予約できる?」でわかる。録画予約が出来るかどうかはIT対応度のちょうど良いボーダーライン。それはさておきなんとかテレホンサービスで探り当ててメモ。

次に、おなじく「ひまわり」システムのWEBもあったのでアドレス打ち込んで検索。ふむ携帯サイトだな。まあ使いにくい。最寄り駅で検索すると「ありません」ムキーッ!さっきのテレホンサービスでは郵便番号だったので郵便番号で検索すると同じモノが出てきた。データベースはテレホンサービスと共通のようだ。これもかなり使いづらい。

とはいえ、救急の手を煩わせることなく日曜診療が受けられるのはありがたい。
とりあえず該当の診療所に電話予約を入れると「はーいやってますよお待ちしております」と明るくOKをもらい、なんとか這々の体でたどり着くとそこそこ人が。でも数人だけど。はい、インフルエンザで〜す大当たり!みたいな検査と診断のあと外出禁止を言い渡される。でもちゃんと指定日数分の薬も出るし、値段も普段と同じ。(大病院の夜間休日にお世話になったことがある人はわかると思うけど、預かり金取られる上、薬は一日分、他の診療所で後日診断を受けた後、前金を引き取りに行かないといけない。大病院は優しくないのだ。大病院に行くときは診療医の紹介状がものを言う。これがあればすばらしい対応に変わる。大体医者同士の個人的つながりもあったりするので)

ま、結果としては良かったわけだが、「ひまわり」のようなシステムはもっと使いやすくないと意味がないんじゃないだろうか。
コンビニ診療とか大病院の救急崩壊とか言われている中で、救急や勤務医さんの手を煩わせることもなく、開業医の協力を得られるし、患者的にも大病院の冷たさを知っている身としてはまず休日でも開業医に行けるならそっちの方が良いわけで。これだけ開業医が増えると患者の取り合いも起こるだろうから、みんなにメリットのある話。もっとうまくやってほしいね。やってること自体は非常にすばらしいんだから。