またOBか

緑資源、総連、年金・・ここのところ賑わっている大物事件、全部「元**」の「OB」がらみ。なんでOBというのはこんなに悪いんだろう。OBが強く、頼まれてもいないのに口を出すところはロクなところじゃない、不正のすべてはOBにあり、OB害悪論は僕の持論だ。現役時代の先輩後輩関係なんで外に出てしまえばなんの関係も無いのに。クラブ活動の先輩後輩さえもう殆ど記憶に無い。唯一記憶にあっていまでも多少の交流があるのは大学時代の研究室ぐらいかなあ。あれは社会人に近かったからなあ。逆に言えば、定年とか社会人になってからの先輩後輩というのは実にこじらせやすいのかもしれない。特に職場にどっぷりだとそうなるのだろうなあ。
僕なんか、これだけ職場での付き合いをなるべく敬遠し、会社行事以外では殆ど接触しないようにしているのに、パソコンブームのおりに自宅のPCのレスキューなんかを通じて個人的なつながりがあったりするとけっこう職場が変わっても付合いが続いていたり、ほんと社会人になってからの付き合いというのはこじらせやすい。
定年はむかえていないのでわからないのだけれど、一人でやる「なにかの趣味」ではなく、「人と一緒につきあうのが趣味」だったひとは定年後のこじらせが大変なんだろうなあ、と思う。
さみしいんだろうねえ、省庁定年って。どんなに優秀でも定年は絶対で、いくら人もうらやむ渡り鳥をやっても満足できなくて、先輩、先輩と慕ってくる(たかってくる)人がいたらついつい甘い顔して「よしよしまかせとけ」となってしまう。孫に甘い祖父ちゃんと同じだ。
そういう意味では、天下りとか腐敗とか、ほんと世代が変われば様相が一変するのかもしれない。今の若い公務員の人たちはちゃんと職場以外での遊びも知ってるし、現役時代を楽しんでいる気がする。仕事もまじめだ。