それぐらいで済めば安いものではないか。

新しい移転先のビルフロアでラップ音がするらしい。たぶん、ネズミか倉庫のモノが崩れたぐらいだと思うんだが。

どうせなら、ゴーストハントでも頼んでみたら。(渋谷の事務所とか)東京はマンガみたいな国だから本当にあるかもしれないよ、と言ってみた。真面目に取り合う気がないことが分かったようで相手は本当に社員が困ってからでは・・・みたいなことを言っていた。

心霊現象を全否定する気はないが、正直言って工場時代は「もっと本当に怖い事」がいくらでもあったので音がするぐらいならまあ、枯れ木も賑わい、ってな気分である。

地震か!とおもったら数tの金型が誤って落下した衝撃だった(死傷者なし)
・高価な耐環境センサーが何個も謎の破壊にあっていたが、最終的な犯人はタヌキだった。
・いつ感電死してもおかしくないところを知らずにうろうろしていた。
・大雨>停電>排水ポンプ停止>うちだけ大浸水
・泣く不思議な古い金型>子猫がいっぱい出てきた。
・防火訓練をしていたところが本当に火事になって大騒ぎになった。
・物凄いラップ音が!数メートルつみあがった部品の棚籠が崩れて大変な事に・・・(死傷者なし)
・間違って閉じ込められてまったく何も見えない真っ暗闇(危険物ゴロゴロ)を手探りで脱出し、最終的には壊れている窓を利用して外に出た。コレ以来、いまでもLEDライトは手放さない。

まあ、軽工業の工場でもターミネーター(1のほう)ぐらい破壊する装置がゴロゴロしてるんだから、重工業系の恐ろしさはターミネーターもかくやである。

別に幽霊が怖くないのではなく、ポルターガイストでイスとかモニターが飛んできてケガ人が出るぐらいでないと普通の状況とさえ比較できないというのが意見である。