iMac(Early2009)24インチのHDD換装。SSHD「SEAGATE ST1000DX001」

iMacもさすがに2009モデルでは古くなってきてMavericksでは厳しい感じなので、HDDを交換することにした。時期的にも5年経過してるし保証も切れてるし。(メモリはMAXの8GB)
SSDもいいのだが、元が640GBあるので、500GB以上は欲しい。かと言って古いPCにそんなにお金をかけるのもなんかイヤ、外付けキライ!ということになるとiMacのように1台しか内蔵できないPCだと困る。

・1台で大容量
・高速
・安価
・熱こもらない

ムチャやがな!と思いつつも、調べると、SeageteのSSHDシリーズに3.5インチモデルがあり、しかも安い(今回はツクモでストレージ割引券ありで7400円ぐらい)。2.5インチだと今より遅いかなあ〜と思っていたので渡りに船。SSDキャッシュ抜きでも速いほう、というのも良かった。

さらに、このドライブ、1TBモデルだとプラッタ1枚でボディが薄い。
小型PCだと3.5インチベイがギチギチで空冷するための風の通りが悪かったりするので、この「薄い3.5インチドライブ」というのはけっこう良いかもしれない。iMacも下方吸気上方排気のはずなのでこれは良いと思う。

3.5インチベイが1個しかなくHDDがギチギチに入っている小型PC のHDDリプレースには向いているドライブでしょう(すごく限定的な気がするが…)2TBからは普通の厚さなので注意。





参考
素人「絶対」お断り! 新iMacのHDD交換方法
http://ascii.jp/elem/000/000/407/407309/ (写真4枚)

この分解記事どおりだが、
・アルミのベゼル全体を外すとき、カメラの線があるので下側から持ち上げるようになっているが、先に下側から外そうとすると難しい。まずカメラの線を切らない程度上から外し、ベゼルが液晶より浮いたぐらいで一旦下にさげて引っかかりを外してから、下側をぐっと持ち上げるようにするとうまく外れた。
・カメラの線がセロテープでぐるぐる巻になっていたので外すのを諦めて上に持ち上げて立て掛けておくことにした。
・液晶パネルも左側はコネクタやケーブルがテープ固定だらけだったので、外すのを諦めて、左側に持ち上げて立てかけておくことにした(液晶面注意)


iMac分解、5年使ったHDDを、SSHD-1TB(ツクモで7000円ぐらい)に交換〜いや〜iMacも手ごわかった(汗)
先日のレッツノートを分解したのだが、別の意味でなんというか、開けてびっくり。

「すごく雑」なんです作りが。

配線の固定がほんとうにただのセロテープだったり、糊なのか両面テープなんだかわからない固定、あちこちテープは斜めに張られてシワになってずれてるし、面のガラス固定のマグネットは外れて内部の液晶パネル側に磁石でくっついてたりw
おかげで、ネジを外してもまったく油断できない(笑)どこに変なテープがあるかツメがかかっているのか、さっぱりわからないんだもの。先達たちの資料とも微妙に違うし(笑)
さらにネジ締めが雑すぎて内蔵カメラの台座プラが割れてセロテープ固定だった(汗)それでも別に動作はしているけど… 

すごい仕上がりのボディパネルの美しさと内部のアセンブルの雑さのギャップにクラクラ……まあこれでもちゃんと故障せずに動いているんだからMADE IN JAPANが過剰品質なんだと言われればそれまでですが、中国アセンブルでもDELLとかのワークステーションも内部は緻密だし、MacでもMacProは内部まで美しい仕上がりだから、iMacってやつがそうなんでしょうね。最適化ってやつですね。これだけ雑にアセンブルされてもちゃんと動いて見た目はバッチリなら設計&生産管理としてはすごいとも言えます。


ソフトウェア面

うちのiMacは古い型なのでファームウェアブートだけでネットからOSインストーラを取得する「復元ユーティリティ」が使えないので、インストールディスクが存在しないMavericksをクリーン再インストールするにはなんらかの起動手段が必要。

USBメモリに復元ユーティリティを作成して行う方法、と
・外部HDDに先にMavericksクリーンインストールしておいて、そちらで起動して内蔵HDDに再度インストールする方法がある。

※ダウンロードしたインストーラUSBメモリに展開してインストールディスクを作成する方法もあるがアンオフィシャルな方法なので、あくまで「古いMacで最低限起動してネットから最新OSインストーラをダウンロードして起動させる」方法のテストなので。

とりあえず、レッツノートR7から外したHDDがあまっていたので、それを外付け化してクリーンインストール起動させてみたが、そこそこ速そう。USB2.0のしかもボロ遅い2.5インチHDDからの起動だから、きっと3.5インチの内蔵ハイブリッドドライブからなら速そう。

※まあMacといえど、最新サポートの最新機種をちゃんとお金出して買って賞味期限内使うなら親切だが、こういうジャンク系再利用でやろうとするとWindows同様それなりに面倒ということである。

http://tokyo.secret.jp/macs/ml-resore-disk.html

※ちなみに、ファームウェアブートだけでOSインストーラを起動できるような親切な最新Macは内蔵HDDをユーザーが交換するようなことは基本してはいけない。なんだこの矛盾親切(笑)
復旧も予想通りというかUSBの復元アシスタントディスクでは、入れ替えられた内部HDDをフォーマットできず復元不可!結局外付けドライブにインストールしておいたMavericksを起動して、入れ替えた内蔵ディスクにあらためて再インストールでないと無理。いやはや両方用意しておいてよかったで…(まあそれがテストだったんだけど)